中日ドラゴンズ田中幹也のセンス抜群の守備に迫る【守備職人・忍者のようなファインプレー】

2024年6月6日

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田中幹也のファインプレー集

管理人

まずはその華麗な守備をご覧ください!

田中幹也選手のプロフィール

プロフィール

出身地神奈川県愛甲郡愛川町
生年月日2000年11月28日
身長体重 166 cm
体重68 kg
投球・打席右投右打
ポジション二塁手、遊撃手
プロ入り2022年 ドラフト6位
経歴東海大学菅生高等学校
亜細亜大学
中日ドラゴンズ (2023 - )

プロ野球選手の中では、かなり小柄な体格であることが特徴的ですね。ドラフト順位も高くはありません。

しかし、その抜群の守備力と俊足を活かした走塁を武器に、見事2024年シーズンのセカンドレギュラーの座を掴みました!

人物

東海大菅生高校時代の愛称は、小柄な体ですばしっこく動き回る姿から監督の若林弘泰らからは親しみを込めて「サル」と呼ばれていたそうです。
大学・プロではその軽快な守備と走塁から「忍者」と呼ばれています。

田中選手の父は東海大学付属相模高等学校の野球部出身で1985年には主将も務めています。田中の父の1学年先輩が後に田中の恩師ともなる若林監督でした。

目標とする選手に大学の先輩である井端弘和を挙げており、動きを参考にしている選手には菊池涼介を挙げています。

管理人

中日の黄金期を築いた井端さんのような選手になってほしいですね!

田中幹也選手のプロ入り前の経歴

管理人

守備の名手はどんな野球人生だったのでしょうか?

小学校から高校まで

愛川町立中津小学校時代は中津リバーズ、愛川町立愛川東中学校時代は相模原リトルシニアに所属。

高校時代は若林弘泰が監督を務める西東京の強豪・東海大学菅生高等学校でプレー。1年時より出場し、2年夏には1学年上の松本健吾や同級生の戸田懐生らとともに西東京大会の決勝で清宮幸太郎擁する早稲田実業高等部を破り甲子園大会に出場甲子園大会ではベスト4に進出。その後のえひめ国体にも出場。甲子園大会では俊敏な守備や俊足、シュアな打撃が注目された。

大学時代

高校卒業後は東都大学野球の亜細亜大学に進学。1年春のリーグからベンチ入り。1年生ながら日米大学野球の日本代表に同学年かつ東都大学野球でライバルの中央大学・森下翔太とともに選出された。

その後も二塁手として公式戦の出場を重ね、2学年先輩で遊撃手のレギュラーであった矢野雅哉が卒業後は遊撃のレギュラーに定着し、3年春のリーグ戦においてはベストナインを獲得

しかし、この頃から体調に異変を感じていた。その後3年夏のキャンプ時にスズメバチに刺されて病院で検査を受けた際に、偶然国指定の難病「潰瘍性大腸炎」と診断され入院。投薬治療(対症療法)が芳しくないことから、秋に大腸全摘出の大手術を受けた。これによって2か月入院して体重も11kg減少、秋のリーグ戦も2打席のみの出場となった。

その後もリハビリを重ね、4年春のリーグ戦で本格的に試合復帰。2022年4月14日の第2週最終日の対國學院大學3回戦では日本大学時代の真中満と並ぶ、1試合6盗塁を決めリーグタイ記録を刻む。亜細亜大学のチームとしても1試合で12盗塁を決めリーグの1試合の最多盗塁記録を更新している。田中はチームの盗塁数の半分を記録し、記録更新と試合の大勝に大きく貢献している。大学の同期に青山美夏人、松本晴、重松凱人らがいる。

中日ドラゴンズ時代

ドラフト会議では、中日ドラゴンズより6位指名を受け、11月14日に契約金3500万円、年俸720万円で仮契約を結んだ。背番号は2

2023年は、春季キャンプで一軍メンバーに抜擢され完走。オープン戦では、一時首位打者に浮上する活躍を見せる。しかし、3月19日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦にて四球で出塁後、牽制で頭から一塁へ帰塁した際に右肩を脱臼しチームを離脱。同月29日には、佐賀県内の病院で右肩鏡視下バンカート修復術という患部の手術を受けた。その後はリハビリを進め、6月24日には術後初となるスローイング練習を行った。9月7日から一時はノースロー調整となっていたが、16日からスローイングを再開。送球以外はプレー可能な状態であったため、約6か月ぶりの実戦復帰の運びとなり、同月20日の広島東洋カープとのウエスタン・リーグ公式戦(ナゴヤ球場)で、福田永将の代走として公式戦プロ初出場を果たした。11月8日の契約更改交渉では、65万円減の推定年俸655万円でサインした。

2024年は、開幕戦となった3月29日の東京ヤクルトスワローズ戦で「2番・二塁手」として先発出場すると、第1打席でプロ初安打を記録した。5月21日、対読売ジャイアンツ戦で、7回表に山﨑伊織からプロ初本塁打を放った。
その後も、着実にセカンドのレギュラー座を手にしようとしている。

忍者のような異次元の守備力

選手としての特徴

50m走5.9秒、大学通算48盗塁を記録した俊足が武器。

守備では、小柄な体格を生かした俊敏なプレーを見せ、的確なポジショニングと打球反応の良さで好守を連発しています。

そのプレーは「忍者」の異名がつくほど。広い守備範囲と、スピード感のあるプレーは、見るものを魅了します。捕ってからの切り返しの速さが最大の武器です。肩の強さは特出しているわけではないため、中日の起用法のように、プロではセカンドの方が良さを存分に発揮できているように思います。

管理人

まさにその守備は「忍者」と呼ぶにふさわしいですね!

今後のさらなる活躍に期待です!

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-中日ドラゴンズ, 守備の名手解説